洋楽サプリ~英語の歌で元気と学びをチャージ!

洋楽の心に響く歌詞や、英語の勉強に役立つTipsなどを紹介します

ブルー・マンデー対策?!日曜の午後に聴きたい「Better Days」by ジャネット・ジャクソン

今月7年ぶりのアルバムをリリースし、来月には14年ぶりの日本公演を行うJanet Jacksonから、前向きな気持ちになれる1曲「Better Days」をご紹介します。

2001年の大ヒットアルバム「All for You」の最後に収録されている曲で、切ないメロディがサビに向かってだんだん明るくなり、歌詞の内容を知ると、さらに元気づけられる1曲です。
「明日からはBetter Days(よい日々)が始まる」、そんな気がしてきます。明日から学校だ~、仕事だ~と憂鬱な気分になる日曜の午後に聴くのがおススメです。

では、歌詞を見てみましょう。

album_cover
"Better Days"-from "All for You"

 

Better Days

Verse

I used to sit and wonder(よく立ち止まって考えてた)
Would I ever be happy(私は本当に幸せになれるの?と)
Life was so bittersweet(人生はほろ苦くて)
So many disappointments(失望も多い)
Too many ups and downs for me(いいことも悪いことも山ほどあった)
When you live a nightmare(悪夢のような日々を生きているときに)
It's hard to dream(夢見ることは難しい)

Pre-chorus

But sometimes life just isn't fair(人生には不公平なこともある)
So why complain nobody cares(だから不満を言っても仕方がない)
And I don't wanna waste nobody's time(だれかの時間をむだにすることはしたくない)
So I'm(だから私は)

Chorus

I'm about to change my vibe(自分の気持ちを変えよう)
Today the sun's gonna shine(今日はきっと晴れる)
'Cause I made up my mind(だって決めたから)
That today will be the start of better days(今日が素晴らしい日々の始まりになるって)
Leaving old shit behind(過去のいやな思い出はここに置いて)
And move on with my life(自分の人生と前へ進む)
The blindfold's off my eyes(目を覆っていた目隠しを外したら)
And now all I see for me is better days(今私に見えるのは、これから始まる素晴らしい日々だけ)

Verse

Afraid of my reflection(自分の影におびえて)
Tell me that's not me I see(それは本当の私じゃない)
That's who I wanna be(理想の自分を演じているだけ)
Stuck somewhere in the middle(道の途中で身動きが取れなくなっている)
On half full or half empty(半分だけ満たされ半分は空の状態で)
Waiting for somebody to come and rescue me(だれかが救いにきてくれるのを待っている)

Pre-chorus*

Can't let that petty attitude(つまらない見栄のせいで)
Start to jade my point of view(自分の考え方まで退屈にしたくない)
Only thing that does is bring me down(そんなことしても気分が落ち込むだけ)
So I'm(だから私)

Bridge

Hurt so many times before(もう十分傷ついた)
I used to cry but no more(これからはもう泣かない)
Let it go and life can feel(すべて忘てしまえば人生は)
So good(最高になる)
Stop living the blues(ブルーな気分で生きるのはやめよう)

Pre-chorus*

Chorus

では、聴いてみましょう。Janetのささやくような声とコーラスがとても美しいです。(ファンの方が作ったビデオなのですが、オフィシャルビデオのような仕上がりです。)

いかがでしょうか?ブルーマンデー対策になったでしょうか。ぜひ休日の晴れた日に、風のとおるベランダや屋外で聴いてみてください。

Better Days

Better Days

 

歌詞から英語を学ぼう!

今回は、歌詞に出てきた"used to"という表現を取り上げます。この曲は、これまでの自分と決別して、新しい人生を生きていこうという内容です。

この「過去」と「現在」の対比という観点がこのused toを使うときのポイントです。I used to sit and wonder...は、「(これまでは)じっと座って疑問に思っていた(けど、今はちがう、もうやめる)」という( )書きの意味を含んでいるのです。

もう一つの、I used to cry /but(I will cry)no moreでは、no more(これ以上~ない)があることで、過去と決別する意思がより強く表現されています。「昔は泣いていた(けど、もうやめる)/でもこれ以上は(泣か)ない」となります。

【used to+動詞の原形】
「昔は~していた」(でも、今やこれからはしない)」

 

最後に、この歌に出てくる人生や感情に関する表現をまとめて覚えてしまいましょう。

人生を表す表現いろいろ
  • (be) bittersweet「ほろ苦い」
  • disappointment「失望」
  • ups and downs「人生の良いときと悪いとき」
  • nightmare「悪夢」
  • unfair「不公平」
人生への態度いろいろ
  • complain「不満を言う」
  • waste time「時間を無駄にする」
  • make up one's mind「決心する」
  • leave ~ behind「~を置き去りにする、忘れる」
  • move on「次に進む」
マイナスの感情表現
  • be afraid of~「~を恐がる、恐れる」
  • (be) hurt「傷ついている」
  • bring(人)down「(人)を落ち込ませる」

それでは今日は、この辺で。